2014年4月27日日曜日

薪の「含水率」を測ってみました

みなさんこんにちは。
私は最近、日焼けを気にしはじめておりますが(笑)
皆様いかがお過ごしですか?

今日も薪の様子をみてみます。
店頭にどっさり積んである薪達は、割ってまだ1か月程しか経っておりません。
見た目には、断面にヒビが入っているものが多くて、よく燃えてくれそうですが・・・

薪ストーブに最適な薪の条件は
・含水率が20%以下であること

そこまで乾燥させる為には
屋外での自然乾燥では、最低1年は乾燥期間が必要だといわれています。

ちなみに、充分な乾燥がされていない薪をストーブで焚くと・・・

ジュゥゥゥ!!という音をたてて
端からブクブク泡を吹き出します (*_*;
ブスブスと燻った煙は出るし
水分の蒸発に熱を消費してしまうので
炉内(火室)の温度もなかなか上がりません。


では、乾燥1か月経過の薪達は、現在どの程度湿っているのでしょうか?
「含水計」を使って、実際に測ってみました。
↑の写真より、4本ほど薪を引っ張り出して測りました。

※使用した含水系はSTIHLのEM4806 (3314円 税抜き)です。




まずはそのまま、表面に針をブスっと刺して計測。
とにかく力づくで針を押し込みます。

左から右への順で、9%、12%、14%、15%
一見すると「なんだ、充分乾燥してるじゃないか」と思われますが・・・

薪の含水率の本来の測り方は「割ったばかりの断面を計測する」です。

乾燥が進みやすい表面ではなく、芯(内部)の部分に針を当てなければ
その薪の、「本当の今の含水率」は測れないのです。

というわけで、芯の部分を計測すべく真っ二つに割ってみました。
割れる手応えはパカッと勢いのあるもの。乾燥は確かに進んでいるようです。
すると・・・


23%、26%、27%、33%という結果に!!
同じ薪でも、外側と中では含水率が大きく違うことが分かりました。
これではまだまだ乾燥が足りません。

裏の薪棚(日当たりや風通しはこちらのほうが良い)に置いている松でも計測してみました。
ちなみに、乾燥1週間です。

表面は11%(↑左の写真)でしたが、その後割った断面は25%(↑右の写真)でした。
やっぱりこちらも、まだまだですね。
ヤニも多く含まれていますし、もっと乾いてもらわないといけません。

来年の販売に向けて、着々と準備中です♪


アリュメール茨城店
茨城県つくばみらい市小絹755-2
TEL:0297-44-5785
※水曜定休日






2014年4月24日木曜日

薪の組み方いろいろ

こんにちは、本日茨城は心地よいお天気でした。

外に出てみれば・・・薪の乾燥具合も順調そうです。


最近、松とサクラを調達できまして、
裏の薪置き場(実は一番日当たりが良い所)にて乾燥中です。
販売は来年を予定しております。
どうぞお楽しみに!

そんな、着々と準備を進めています「薪」について、今日は書いてみようかと思います。

効率よく着火して、ストーブに適した焚き方になるように
そしてかっこいい炎が観られるように・・・
先人の方々は「薪の種類」や「薪の組み方」など、たくさんの工夫や研究をされていたようです。
以前投稿した写真を使って、
「薪の組み方」をまとめてご紹介していきます。

↑井桁組み
キャンプファイヤーを連想される方も多いかと思います。
写真では下段から上段へ細い薪を組んで、上から着火するようにしてありますが
細い薪や焚き付けで全ての段を組む方法もあります。
薪の間隔がどの位置も空いているので、空気が入りやすく、簡単な着火が見込めます。
ジェンガ状ではなく、三角に組む方法もあるとか・・・
↑三角錐型、ダイヤモンド型(かっこいい!)と呼ばれることも
一般的な焚火の薪の組み方です。
うまく細薪を斜めに置く為に、土台代わりの本薪が後ろに寝そべっています。
↑小さめの炉内(火室)には、このような立てかけ型もおすすめです。
縦にゴーっと燃えてくれるイメージです。

↑そして最後にこちら!
本薪(本来は同じ向きにもう一段積むそう)の間に焚き付けを挟むように配置する
その名も「グランドキャニオン」
積んだ薪の断面にできた「渓谷」に焚き付けを挟むイメージで配置します。
焚き付けは多めのほうがうまくいくみたいです。
太い薪と細かい焚き付けしかないときは、思い切ってグランドキャニオン!
ありだとおもいます!
楽しく焚きました。考えた方の発想力には脱帽です。

薪ストーブユーザーの皆様はどんなふうに薪を組んでいらっしゃるでしょうか?
もっと個性的な組み方もあるかもしれません。

薪ストーブをお持ちでない方も、この「極めんとすればかなり奥深い」世界を楽しんで
いただけましたら幸いです。

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※水曜定休






2014年4月20日日曜日

ワム のご紹介です。

先日の暖かさはどこへやら・・・
今日も明日も肌寒いようですね。みなさまこんにちは。

今日は店内中央でハンターストーブを焚きつつ・・・

入口の際にいる、スマートな彼(笑)

ワム社のモネH(HWAM Monet H)も焚いてガンガン店内を暖めようと思います!

背の高さは140cmほど。よくある薪ストーブのイメージからはかけ離れた
モダンでお洒落な機種です。
上部がオーブンスペース
中部が火室
下部が薪置き場、になっております。
この引き出しは灰受けです。このままガコっとはずれます。
灰受けすらオシャレ・・・

それでは着火してみます。
これまでご紹介したストーブ達にくらべると、少し小さめの炉内(火室)ですが
30cm程度の薪を何本かと、中央に焚き付けを入れて・・・
薪の配置を相まって、炎が縦に大きく立ち上がりました。
高い目線で炎を楽しめるので「燃えてる!」というのがよくわかります。
上のオーブン部屋をのぞいてみると、温度計がみるみるうちに100℃を超えて・・・
私、ひらめきました。
「使うなら、今でしょ!」
本日のお昼ごはん、「餅」
焦げ目はつきませんでしたが、中がトロっと出てくるぐらいに膨れてくれました。はふはふ。
ごちそう様でした♪

このストーブにも空気量を自動的に調整してくれる機能が内臓されていて
薪の継ぎ足しは極力少なく、且ついい熾火をつくってくれます。

↑灰受けの取って以外にポチポチと付いているレバーは
一番上と、一番下:空気調節用のレバー
左側のポチっとしてるの:灰落とし用レバー(引っ張って操作)
です。
他のストーブ同様、そんなに触る頻度があるわけでもなく
白黒の炭と熾火ができた時に、ちょっと下側の空気を絞ってあげるだけ
あとは自動調節機能が本体の後ろでお仕事してくれています。

おしゃれでカッコイイストーブ、モネさんでした。
薪ストーブはデザインだけでも多種多様。
みなさんのお好みのデザインはどんなものでしょうか?
当店では様々なストーブ達をご覧いただけます♪

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2014年4月18日金曜日

バーモントキャスティングス ご紹介します

茨城では朝から小雨、霧雨、の続くお天気です。
久しぶりに肌寒い1日になるようです。

肌寒い・・・・?ストーブを焚くにはもってこいではありませんかw

と、いうわけで、少々強引ではありますが
今日も元気にデモ機を焚いてみる私です、こんにちは。

今日頑張ってくれるのは

バーモントキャスティングス Newアンコール(VERMONT CASTINGS New ENCORE)です
「薪ストーブらしい薪ストーブ」といった雰囲気、醸し出してます。
前回のアンヴィクタ同様、鋳物製のホウロウ仕上げです。
レトロなデザインがお洒落です。

触媒を搭載しているストーブなので、その扱い方を憶えつつ、着火に挑みます。

今までは「テント型に組んでゴーゴー燃やすイメージ」で薪を組んでましたが
今回は「ゆっくり火まわるように、スマートな焚き方を心がけ」て、
『上から着火』用の組み方に挑戦してみました。
下から本薪、細薪、焚き付け、と乗っております。

 上手いこと上から燃えてくれました。
写真の様子でも、下の本薪にはまだ火が移っていないのがわかると思います。
ガラス扉のすぐ内側に見えるのはアンダイアン
炭火がこぼれたり、ドアにぶつかるのを防いでくれます。
他社に比べると、大きめに作られています。
カニの目を連想したら、そんな気がしてきました・・・じーっと見られているような・・・

『・・・・トップ(天板)の温度が230℃に達したらダンパーを閉じて・・・』
・・・・・おっと、うっかり、温度が通り過ぎてしまいました。
慌てず、騒がず、ダンパーを閉じます。この左側にあるレバーのことですね。
バタン。レバーの根本に、開閉の印(丸い凹凸)が付いています。
↓の写真はダンパーが閉じている(触媒を作動させている)状態です。

 
操作はこれだけ!あらら、簡単。
本体右側には空気調節のレバーがありますが、ココの扱いは他のストーブと変わりません。
熾火になってきたら閉じてあげます。ギコー
最初の焚き付けの時点で薪をしっかり組んでいたせいか、
内臓されているという「自動温度調節機能」のおかげか
薪をくべる頻度が少なく感じました。(きっと後者のおかげですね)
これが「燃費のよさ」に繋がるわけですね。ふむふむ。

薪の組み方や、メーカーごとの製品の違い、こだわり
知りたいこと、比べてみたいことがたくさん出てきました。
これからもレポート頑張って書いていきますので、よろしくおねがいします♪

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2014年4月17日木曜日

アンヴィクタ、ご紹介します

こんにちは、アリュメール茨城店です。
今回着火チャレンジしますのは

アンヴィクタ社のルナ(INVICTA LUNA)です。
写真や映画で見かけるような「薪ストーブってこんな形」とは違う、個性的な外観が特徴です。
名前の通り、半月の形をしています。
鋳物製で、ツルツルしたお肌はホウロウ仕上げによるものです。

脚がスラっと長めなので、ソファや椅子に座った時に、炎が正面に見えます。
おぉ、燃えてる燃えてる。
この背の高さも、1つの個性ですね。
薪をくべる位置も少し高く感じました。
あんまり屈まなくていいかもしれません。

個性豊かな薪ストーブ達、たくさん取り扱っております♪
皆様ぜひ遊びにいらしてください

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2014年4月14日月曜日

目指せ、熾火達人

こんにちは
皆様いかがお過ごしですか?

私は・・・

元気にストーブを焚いております!!(笑)
もう暖かい頃合いですが、店頭にあります様々なストーブを焚いては
皆様にレポートしていきたいと思います。
今日もハンター(Hunter stoves Herald14)ヘラルド14を焚いておりますが
注目したいのは↑この熾火の写真です
炎を出さずに炭自体が赤々と燃えている「熾火」が、火が安定していて
炉内(火室)が一番高温になっている状態だそうです。

不用意に近づいたりしたらもちろん危険ですが
この赤々とした様子や、ゆらめく炎を眺めていると
ついつい時間が経ってしまいます。

炎まで写真に撮るのはなかなか難しいですね
フラッシュがあると炎は写らないようで、
やっと撮れた一枚も・・・ブレています。残念
やはり実物を見るのが一番、ということでしょうか。
ちなみにこの時の天板(ストーブの上の部分)の温度は・・・
およそ280℃、あっつい!
ハンターストーブは鋼板製で、触媒を使用せず燃焼させるので
300℃以上の燃焼にも耐えられるそうです。
そもそもハンターストーブは石炭やコークス用のストーブでもあるわけですから、
薪が燃えるくらいはへっちゃら!ということなんですね。なるほど。


2014年4月8日火曜日

臨時休業のお知らせ

アリュメールグループ全体会議及び安全施工訓練実施に伴い、
下記日程期間中においてアリュメール全店 臨時休業とさせていただきます。
皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

<臨時休業>
平成26年4月10日(木)~11日(金)

薪ストーブライフをより楽しく、美しく
ALLUMER(アリュメール)


本 店
:埼玉県東松山市上野本1871−3
      TEL 0493-22-7272 
           FAX 0493-22-7277

秩父店:埼玉県秩父市吉田久長166−1
      TEL 0494-26-6301
           FAX 0494-26-6304

茨城店
:茨城県つくばみらい市小絹755−2 シルクヒルズD101
            TEL 0297-44-5785
            FAX 0297-44-5796

秋田店
:秋田県能代市栄町12−18
       TEL&FAX 0180-88-8658

山形店:山形県飽海郡遊佐町豊岡字久田49   
            TEL&FAX 0234-72-3345




all

2014年4月4日金曜日

ごあいさつ

いつのまにか、近所の桜の花が咲いておりました。
春ですね、春。にわか雨で早く散りませんように・・・

改めまして、みなさまこんにちは、アリュメール茨城店です。

私事ではありますが、このたび当店のブログ担当に就任することになりました!!
今後は「私」がコツコツ更新していきます。
色々なことが勉強中の未熟者ですが、
薪ストーブライフの魅力をお伝えできるように精一杯頑張ります♪
どうぞよろしくお願いいたします。

今日はお客様お迎えの為に、デモ機のストーブを焚いてみることになりました。
焚火経験なし、林間学校でも火おこし係になどなったことない私が着火に挑戦です。
そんなあぶなっかしい私の実験台になってくれたのは(笑)
Hunter stoves(ハンターストーブ) のHerald 14(ヘラルド 14)
シンプルな見た目と頑丈な作りが魅力です。
レバー操作も無いので、運転は簡単。まさに私ぴったり(笑)

















火が点いてくれるように、薪と焚き付けを組んでいきます。
きっと焚火ってこうしてた、と思いながら・・・
ライターを近づけて着火!
















思いのほか勢いよく燃え上がりました。

















この後は太い薪を足していくだけ!なんて簡単!
こんな調子で、素敵な薪ストーブライフをご提案していきます♪


茨城県つくばみらい市小絹755-2 D101
TEL:0297-44-5785