私は最近、日焼けを気にしはじめておりますが(笑)
皆様いかがお過ごしですか?
今日も薪の様子をみてみます。
店頭にどっさり積んである薪達は、割ってまだ1か月程しか経っておりません。
見た目には、断面にヒビが入っているものが多くて、よく燃えてくれそうですが・・・
薪ストーブに最適な薪の条件は
・含水率が20%以下であること
そこまで乾燥させる為には
屋外での自然乾燥では、最低1年は乾燥期間が必要だといわれています。
ちなみに、充分な乾燥がされていない薪をストーブで焚くと・・・
ジュゥゥゥ!!という音をたてて
端からブクブク泡を吹き出します (*_*;
ブスブスと燻った煙は出るし
水分の蒸発に熱を消費してしまうので
炉内(火室)の温度もなかなか上がりません。
では、乾燥1か月経過の薪達は、現在どの程度湿っているのでしょうか?
「含水計」を使って、実際に測ってみました。
↑の写真より、4本ほど薪を引っ張り出して測りました。
※使用した含水系はSTIHLのEM4806 (3314円 税抜き)です。
※使用した含水系はSTIHLのEM4806 (3314円 税抜き)です。
まずはそのまま、表面に針をブスっと刺して計測。
とにかく力づくで針を押し込みます。
左から右への順で、9%、12%、14%、15%
一見すると「なんだ、充分乾燥してるじゃないか」と思われますが・・・
薪の含水率の本来の測り方は「割ったばかりの断面を計測する」です。
乾燥が進みやすい表面ではなく、芯(内部)の部分に針を当てなければ
その薪の、「本当の今の含水率」は測れないのです。
というわけで、芯の部分を計測すべく真っ二つに割ってみました。
割れる手応えはパカッと勢いのあるもの。乾燥は確かに進んでいるようです。
すると・・・
23%、26%、27%、33%という結果に!!
同じ薪でも、外側と中では含水率が大きく違うことが分かりました。
これではまだまだ乾燥が足りません。
ちなみに、乾燥1週間です。
表面は11%(↑左の写真)でしたが、その後割った断面は25%(↑右の写真)でした。
やっぱりこちらも、まだまだですね。
ヤニも多く含まれていますし、もっと乾いてもらわないといけません。
来年の販売に向けて、着々と準備中です♪
アリュメール茨城店
茨城県つくばみらい市小絹755-2
TEL:0297-44-5785
※水曜定休日
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